2007年10月24日 23:09
ずっと大切なもの。
左:7年前、デビュー後初めてのライヴの衣装の為に原宿で買った紺色のビルケン。
水汚れがひどかったので、今夜閉店間際の渋谷のビルケンのショップに駆け込み、お兄さんにレクチャーを受けて、スウェードシャンプーと替えの革紐を買って帰り、ゴシゴシ。
(新しい靴を勧めないで、メンテナンス法をじっくり教えてくれた彼に感銘。)
右:4年前にパリで手に入れたクラークス。
中敷きがぐちゃぐちゃになっていたので、靴の修理屋さんに出して直してもらう。
今日はこの二足を、元気に蘇らせることができました。
すごい達成感。
最近、井形慶子さんの本を読み、
たくさんのことに気づかされました。
ひとつの物を大切にする気持ち、
思い出させてくれたのです。
つい
新しくて手頃で可愛いものが欲しくなるわたしでしたが
少し高価でもうんと長く使える質の良い宝物を
もっと大切にしようと
改めて思いました。
この二足は
昔ちょっと頑張って購入した
とても思い出と愛着のある靴で
なのに
日々に追われ、きちんとお手入れすることを
忘れていました。
古新聞を広げて黙々と靴の手入れをするわたし、
ちょっと良かった。
音がじぃっと見てた。
明日は別の靴を
修理に出そう。
そして
ゆっくり
遠くまで
歩こう。
大切なものを大切にすることは
とてもシンプルで
愛おしいことですね。
なんだかすごく
素敵な夜です。