素晴らしき日々
あまりにも日々がめまぐるしく、1秒たりとも無駄にできません。
もう10月が終わってしまう…!
よくばり音楽家なわたし、
本業は…母です。
基本的には毎日、ふたりの子どもたちとわーきゃー暮らしています。
先日は大切な音楽仲間であり家族ぐるみのおつきあいをさせていただいている、ありましのちゃんご一家が山梨に遊びに来てくれて、まずは我が家でワイワイランチ。
その後近所の公園へ。
子どもたち、しのちゃんのおなかの、ふたりめのあかちゃん、
ドラマーの夫同士、母同士、非常に盛り上がりを見せた素敵な休日でした。
秋になり、ピクニック日和が続くので、ほぼ毎日朝からあちこち公園に出かけ、
お弁当を食べて帰って、子どもたちがお昼寝をしたらようやくお仕事時間確保、
という時間割。
来年から娘が通う幼稚園の説明会や運動会に参加したり、息子の予防接種や離乳食、家族で健康診断を受けたり、なんだか毎日とにかくイベントが盛りだくさん。
毎日変化と学びに富んだ、色鮮やかな秋を迎えています。
今月は、作曲作業、歌の録音作業、スクールの生徒さんとのレッスンの他に
ライヴが3本ありました。
じんわり産後のライヴ復帰を果たした記念すべき日は10月6日。
奇しくも、二年前に「愛をひとつ」という作品を世に送り出した日でした。
小淵沢の「三郎屋」にて、音楽仲間でありママ友でもある、朋ちゃんと。
ボサノバを素敵に弾き語る彼女の歌と、旦那さま、けんくんのギター&歌サポート、
ピアノのサトシさんの3人の演奏と、リズムに入倉リョウ氏を迎えての2ピースライヴをさせていただいたわたし。
セッションもありのとってもすてきな、あたたかな夜になりました。
この機会を与えてくださった、三郎屋の店主で朋ちゃんの旦那さまのおかあさん、
そして当日は子どもたちをかわるがわるおもりしてくださったご親戚のみなさま、
いらしてくださったみなさま、そしてメンバー、朋ちゃん。
ほんとうにありがとうございました!また、演ろうね♪
1年近くぶりの久しぶりのライヴだけれどぜんぜんそんな気がしない、
すてきなすてきな夜になりました。
とにかく楽しかった!!!!
そして3日後には愛知県、常滑へ。
去年の秋にも歌いに行かせていただいた地です。
小学生の頃、常滑焼に魅せられて、当時暮らしていた名古屋から電車を乗り継ぎ、
やきもの散歩道を散策した想い出のある、懐かしい町。
前回はセントレア空港でのライヴ、そして今回は、「陶と灯の日」と名付けられた10月10日のイベントにて、INAXライヴミュージアムでの演奏でした。
これは会場リハ風景。MAX時には、娘をおんぶ、息子を抱っこしながらという
合計20キロの”重り”付きの歌時間でしたが、不思議とものすごく声が出て
本番もこれで行っちゃいますか、的な空気も流れたり(笑)
演奏は、第二の家族であり、ここ数年来、制作をご一緒している無くてはならない存在、
ピアニストのトム・イナガワさん&稲川梨恵さんご夫妻によるユニット、
tomrie sound recordersのお二人と、わたしのプロデューサであり、ドラムパーカッションの入倉リョウ氏。
わたしはぜいたくにも歌に専念♥
最高のセッションでした。
常滑の町を思って書き下ろした新曲を披露することもでき、大変ご好評いただき、感無量。
実は前日、現地入りするまで、タイトルが無かったこの曲。
お世話になっているメンバー、そしてこのイベントのために準備をがんばってくださったみなさまと相談して、ライヴまでにみんなでタイトルをつけられたらいいなと、無題のまま持って来たのですが、光栄にも、このイベントの主宰者である、杉江省一郎さんが、素晴らしいタイトルをつけてくださいました。
題して「土のふるさと」。
ゆるやかな、あたたかな、でも強くたくましい曲。
大事に育てたいと心から思います。
いつかみなさまにお聴かせできる日をたのしみに…。
これまでの歌人生の中で、もしかしたら最高の歌になったのではと思う程
いい歌がうたえたこの日のライヴ。
たくさんたくさんの方に聴いていただくことができ、しあわせでした。
夜にはこんなに素敵な灯りが。
陶器のぬくもりで町と人の心をあたたかく照らす。
まさにそんな「陶と灯の日」ライヴ。
最高の旅と音楽と心の想い出がまたひとつ増えました。
携わっていただいたみなさま、いらしていただいた方々、
ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございました!
そして山梨に戻ってまたドタバタとした日々の中
おうちからカーで3分という、これまでのライヴ史上最短距離の会場での演奏がありました。
甲府コンビクションというライヴハウスにて。
山梨で大活躍しているバンド、ダンデライオンのみなさまにお誘いいただいて、
2マンライヴでした!
リズム入倉リョウ氏とダンデのギターボーカル、中西くんとは
なんと幼稚園からの幼なじみ!30年も経っても、お互い全然変わっていないと言い合い、
いまだに「なかにしくん」「いりくらくん」とかわいらしく呼び合う感じのなか
とっても和やかなライヴになりました。
わたしのパートではリョウ氏と2ピースでしたが、ダンデのベイス、ハニくんに参加していただき「月のうさぎ」をセッションしたり、
イベントの最後に全員で「ダンデライオン2」を演奏したりと、ライヴの楽しみを充分に味わう事のできた、嬉しいライヴでした。
ダンデライオンのみなさま、メンバー、スタッフのみなさま、
いらしてくださったおきゃくさん、ほんとうに、ありがとうございました!!
…そんなこんなで、気がついたらライヴ復帰していた10月。
音楽ができる幸せをひしひしとからだじゅうで感じつつ、
改めて、人とのつながりを愛おしく、ありがたく思います。
今が一番いい感じで音楽できてる、そう思う。
そんな風にいつも思って歩めたらなあ、これからも。
忙しい日々ですが、ひとつひとつを大切に、歩んでいきます。
それから、つれづれをもうちょっとまめに更新して
毎日の大事な想いを、足跡を、丁寧に残して行こうと、決意!
10月最後の日。
今日は千宝美ちゃんファミリが山梨に来てくれているので
ピクニックに行ってきます!
良き一日、良き日々を!