先日、自宅のスタジオをお庭に移築、完成しました!
さらに愛おしい sora studioでの音楽ライフがスタートです。
そこでピアノの移動、調律をお願いしたのがこの方、
山梨に来てからお世話になっている、小池さんです。
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彼の丁寧な仕事ぶりには毎回感動です。
そして素敵なブログでご紹介くださいました!
小池さんブログ
2歳の時に両親が与えてくれたDIAPASON。
深い茶色のボディと前面のチョコレイトみたいなデザインがとっても気に入っています。
今ではわたしも、子供たちも、生徒さんもみんなでたくさんの音を奏でている
愛着ある楽器です。
調律後、小池さんとコーヒーを飲みながらあれこれお話させていただいたときに、
素敵なご縁が発覚。
先日、関西ツアーのときに(改めてじっくり綴ります。)
「うどん屋の二階ライヴ」をさせていただいた会場にて。
公演前に、使わせていただくピアノを調律してくださっていたのが
女性の調律師、
小川瞳さん
でした。
女性の調律師さんなんて珍しい!と
お仕事中にも関わらず話しかけてしまって、いろいろお聞きして
素敵な方だなあと嬉しくなりました。
そして、彼女はその夜の演奏を聴いて下さり、さらにはCDまで購入してくださいました。
その時に開いたお財布が、流石!ピアノモチーフのものでした。
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これがあんまりにも素敵だったので
「素敵!!どちらでこれを見つけたのですか?」と食いついてしまったわたし。
すると「そんなに気に入ってくれたのなら、差し上げます♥」と
おもむろに中身を全て取り出し、「どうぞ!!」って。
そんな、申し訳なさすぎます!しかもまだピカピカしているし。
なのに、「いいんです、いいんです!」と快くわたしに大切なお財布を授けてくださった小川さん。
どうやらおニューだったようです。
もう…なんという心意気!
わたしはお言葉にあまえ、うやうやしくお財布を譲り受け、その日から大事に使わせていただいているわけですが、
話は戻って、自宅の調律をしてくださった小池さんに、そのお話をしたら
「彼女なら良く知っていますよ!」と。
なんと小池さんと小川さんは調律の学校時代のご学友で、
スキーもご一緒した事がある程の仲だということが判明。
なんというご縁!
今、日本には3000人ほどの調律師さんがいらっしゃるそうですが
その中で交流のあるおふた方に、こんなに短期間のうちに、しかも
兵庫県と山梨県で出逢ってしまった奇跡に驚きでした。
うどん屋の2階ライヴを運営する永尾さんの大切にしているピアノと
わたしのピアノが繋がったような感じもとても嬉しく
日々をそれぞれの場所でちからいっぱい、こころいっぱい生きるひとたちが
ふとした瞬間に繋がるときの喜びをまたひとつ味わう事ができて
改めて音楽をやってきてよかったなあ、と思う出来事でした。
今日もまた、大事に時を、音楽を、刻んでゆこうと思います!