昨日、大阪から飛行機で戻りました。
今回のライヴ。
行って、本当に、本当に、良かった。
歌えて、参加できて、届けることができて、心から、良かった。
大きな大きなステージで、ものすごく強くメッセージを伝えることができたと思います。
これはリハーサル風景。
リズム入倉リョウ氏には凄く励まされ、強いだけじゃなく、
優しくあたたかな歌が
歌えたんです。
黒いシャツで挑んだこのステージ。
歌にも、選んだ言葉にも、ただならぬ感情がこもります。
馬場俊英さんのトルバドゥールナイトは、
ずっと憧れでした。
実は初めてお会いした馬場さん。
やわらかで丁寧な、それでいて凛としたたたずまいは、とても美しいオーラに包まれていて
まあるくて大きな光のような方でした。
名曲「スタートライン」を間近で聴く事ができて、めまいがするほど感動しました。
今回、この時に、この形で参加できたことは何かの運命です。
今起きているとても辛い事を、日本中で乗り越えようという
大きなパワーを、音楽で感じ、伝え合うことができたんです。
まちがいなく、会場中がひとつでした。
目をそらしてはいけないけれど、
いつまでも泣いていてはいけないんです。
ひとりひとりにできることを、小さなちからを全力で出し合って
大きなエネルギーにして行かなくちゃ。
この日のハセガワの売り上げは震災の被災地の方へ寄付させていただくことにしました。
イベント全体でも募金箱が用意され、収益も寄付することになりました。
素晴らしいことだと思いました。
共演のみなさまも全員すごくいいテンションで、
なにしろ演奏が素晴らしくて感激しっ放しでした。
そしてお客さん、スタッフのみなさまの心ひとつひとつが合わさって、
それはそれは言葉にできないほどあたたかな夜になったのです。
わたしは自分のステージでも、最後のオールメンバーでのセッションの時も、気持ちがいっぱいで震えていました。
そして一番最後、全員で手をつないでおじぎをするラインナップのときに、とうとう涙が溢れてしまいました。
この夜に出逢えたみなさまと感じ合えた絆は、わたしの一生の宝物になりました。
馬場さん、出演メンバーのみなさま、スタッフさんたち、お客さん。
そしてパソコンの前でこの夜を一緒に感じていてくださった方々。
ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございました。
今回の旅に同行してくれた娘も、広い会場と大きな楽屋、とっても仲良くしてくださった出演メンバーのみなさまとの1日に終始ご機嫌で、得意げに歩き回ってはしゃいでいました。
最初はこんな時にうたうことに後ろめたさすら感じていたのに、
どんどんみんなにパワーをもらって元気になり、
あんなに辛かった胃炎も気がついたらよくなってしまったから不思議。
「歌」と言う字は。
大きな欠落を、小さな可能性が支え合って成り立っている。
歌の力を、心底感じることができ、
また新しい、前向きな気持ちで歌い続ける勇気をもらいました。
だから歌います。
躊躇していた、4/2(土)の歌種その74は
予定どおり、開催します。
これまで以上に伝わる歌を
必ず、届けます。
いらしてね。
いらしてね。
いらしてね。